渡米して初めてボランティアをした。
アパートに赤ちゃんの写真いりのチラシが入っていて
よく見てみると、サンアントニオ市内にある
ドメスティック・バイオレンス緊急避難シェルターに入所する
母子のための生活用品の寄付を募るものだった。
最も寄付して欲しい品目リストを見ると
シーツや歯磨き粉、ブラシなどにならんで、
赤ちゃん用の「おしりふき」も入っている。
ちょうど買い置きもあったので、おしりふきを
いくつか寄付することにした。寄付品をまとめている私のそばで、
ママが何をしているのか、興味津々の姫こまめ。
チラシを見せながら、
「この子、パパがいないんだって。
だから、パパにおしりふきを買ってもらえないんだって。
姫こまめは、いつもパパが、いっぱい買ってくれるから
少しこの子に分けてあげようね。」と話すと
うん、うん、とうなずいて、チラシの赤ちゃんに向かって
「ど〜〜じょ(どうぞ、の意)」と話しかけている

寄付は、市内のアパート連盟が中心となって
年一回アパート単位で、居住者から寄付品を募るもの。
寄付品は敷地内の管理人室に持っていくだけだから
とってもカンタン。
持参すると、とってもアメリカンなビックスマイルで
「オオォ〜ウ、サアア〜ンキュウ〜

」と管理人さん。
外国に暮らしながら、ささやかながらも誰かのために
何かできる自分の環境に、まずは感謝。
新聞報道によれば、サンアントニオでは今年に入ってから
確か、12人の子どもが虐待の犠牲となって亡くなっている。
シェルターを利用せざるを得なかったママと子どもたちが
新しい人生を切り開いていけますように。